2007年2月2日

半分の納豆

12月になりますね。

毎年、私にとって特別な日がやってくることになりました。

大切な友人の一周忌です。

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一周忌 -----。

月日が経つのは本当に早いものです。

テニスでの友人だった彼が亡くなったのが昨年の12月。

“強くやさしい心”の持ち主でした。

相手がどんな選手でも自分のベストを尽くしてプレーする。

言うのは簡単でも結構難しい事なんです。

相手を常に凹ませようとするのがテニスの試合です。

場合によっては、技術も体力も運動能力もすべて上回っている相手が
自分を潰しにかかってくるんですよ。

プロの試合だって負ける方は大体凹まされて
終盤には破れかぶれのミスを多発したりするものです。


彼は決して、そうはなりませんでした。

どんな状況でも心がくじけない。

その、ひたむきなプレーに上位シードの選手が 不思議と逆転で倒された事が何度もありました。

それでいて、他人にとても優しく思いやりがある。

いつも他人の立場に立って考えることが出来る人。

初心者と対戦した後も相手に対し、 きちんと心から「有難うございました」と握手ができる人でした。


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急性多発性骨髄腫---。

約一年間の闘病生活の末、
小学校入学前の双子の子を残し、彼は静かに旅立って行きました。

生還率の殆んどない病魔に 彼らしく最後まで諦めずに闘って。。。

こんな言葉を聞いた事があります。


「 あなたがなんとなく生きている“今日”は   

 昨日死んだ人が何としても生きたかった“明日”なんだよ 」



とても重い言葉だということが 今では分かります。


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変なことが印象に残るものですね。

私が合宿に飛び入りしたときのことです。


朝食が用意されていない私に分けてくれた 半分の納豆。


「もう、半分しかないけど食べなよ。」

「お~♪ さんきゅー♪(^O^ 」


私はただ何も考えずにガツガツ食べました。

あの時の彼の笑顔と 茶碗の納豆ご飯をありありと思い出します。


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“今日”と言う日は彼が何としても生きたかった“明日”・・・。


天国の彼に何を語ろうか 言葉を用意せずに墓前に向かおうと思っています。

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